Gitコマンドについて調べる【git fetch】

git fetch

git fetchは、リモートリポジトリの変更をローカルリポジトリに取り込みます。ローカルリポジトリには取り込みますが、ワーキングツリーには反映されませんので、現在編集中のファイルが変更されることはありません。

$ git fetch

引数なしで実行したとき、upstreamブランチの設定がない場合はデフォルトでoriginのリモートブランチをfetchします。リモートリポジトリ名、ブランチ名を指定する事もできます。

$ git fetch [リモートリポジトリ名]
$ git fetch [リモートリポジトリ名] [ブランチ名]

例)

$ git fetch origin
$ git fetch origin master

オプション

--all

すべてのリモートブランチをfetchします。

$ git fetch --all

-p--prune

リモートブランチで消去されたブランチをローカルブランチからも自動的に消すオプションです。masterブランチにマージされ消去したリモ^とブランチもgit fetchするだけではローカルブランチからは消えません。ですので-pまたは--pruneオプションでローカルブランチからも消去します。

$ git fetch -p
$ git fetch --prune